腕を上げようとすると腕の付け根のあたりが痛いという方へ

腕を上げようとすると、腕の付け根(三角筋)のあたりが痛みが出る、肘が肩の高さくらいまでしか上がらない、

という時の対処法について、お伝えしていきます。。

 

世間一般の対処法

お医者さんに行っても

  • 「骨に異常はない。四十肩(五十肩)だね」と言われただけ
  • 肩に注射されたり、痛み止めの薬や湿布を処方されただけ

というお話はよく聞きます。

でも痛みが引かないで困っている、というお話も良く聞きます (>_<)

 

痛みの原因

そのような方の肩の周りを探ってみますと、腕の付け根の筋肉(三角筋)に圧痛点(押されると痛い所)があったりします。

 

筋肉のコリを通り越して、”攣っている”状態に近いです。

 

炎症を起こしているわけでありません。

 

なので痛み止めの薬湿布などの消炎鎮痛剤系のものは効かないのです。

 

セルフケアの方法

これをセルフケアで -完全には取りきれませんが- 緩める方法をお伝えします。

 

肩が痛い、でも筋肉をほぐしに整体に行く時間が無い、という方向けの応急処置です。

 

動画で説明

まずは動画版から。お時間ある時にご覧になって下さい。

静止画と文章での説明はこの下にあります (^o^)

 

静止画での説明

やり方はこんな感じ ↓

(1)痛い方の腕をだらりと垂らす。

(2)痛い方の腕の三角筋に、もう一方の腕の指(人差し指、中指、薬指あたり)を軽く当てる。
セルフケア腕の痛み1

(3)その状態で、痛い方の腕の掌を太腿の方に向けたり、外側に向けたりする(三角筋に当てた3本指には、掌の動きに合わせて三角筋が動くのが感じられるはず)

いち
セルフケア腕の痛み2

セルフケア腕の痛み3

いち

セルフケア腕の痛み2

セルフケア腕の痛み3

いち→ に → いち → に ・・・と繰り返す。

(4)当ててる指は10秒くらい経ったら別の場所、また10秒くらい経ったら別の場所というように何ヶ所か触ってあげる。

 

注意点

  • 指圧・マッサージ的に”強く押せばよいだろう”、”痛気持ち良ければよいだろう”と思ってグイグイやるとうまくいきません。
  • 緊張している自分の筋肉を、自分でほぐす・弛緩させる、というちょっと面倒なセルフケアの方法です。
  • 「押す」というより「触れる」という感じ。「押そう」とすると、力が入ってしまいます。緊張して緩みにくくなってしまいます。
  • 効果は 【緊張しないで触れられるかどうか】 にかかっています。ですので効果には個人差があります。

 

腕が痛い、でも整体に行く時間がない、という方はお試しください。

 

この方法で良くならない場合

  • やり方が間違っている
  • 痛みの原因が三角筋以外のところにある
  • 上腕二頭筋や肩甲下筋など肩周辺の筋肉に問題がある
  • 橈骨と尺骨(いずれも肘から先にある骨)と上腕骨(肘から上の骨)の位置関係がずれている
  • 痛みのレベルが自分で何とかできるレベルを超えている
  • 五十肩が進行している

なので、今すぐ、てらお整体院にお問い合わせください。

 

当院の「腕を上げると腕の付け根あたりが痛い人」への対応について

腕に痛みが出るという場合、骨盤や体幹の状態が悪くて、末端の運動器である腕が過剰に働かされて、痛みが出ている場合が多いです。

なので、ご来院された場合、当院では、

  • 骨盤を整える
  • 背骨を整える
  • 背中の筋肉を調整する
  • 肘の関節を整える
  • 肩関節を整える
  • 脇の下の筋肉を整える
  • 上腕骨についている筋肉を整える

などして、腕の筋肉・関節を整えて、腕を上げても痛くならないようにしていきます。

セルフケアではどうしようもないという方はお電話くださいね。

五十肩について詳しくはこちら

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